
スウェーデン旅行記6回目となる今回は、かねてから訪れたかった「ABBA博物館」に行ってきました。
ABBAの名曲やステージ衣装、貴重なレコーディング資料などが展示されているだけでなく、カラオケやホログラムパフォーマンスなど、実際に体験できるコンテンツも満載です。
ABBAファンならずとも楽しめるこの博物館の見どころや、訪問時のポイントを詳しくお届けします。
ABBA博物館とは(歴史・背景)
ABBA博物館(ABBA The Museum)は、スウェーデン・ストックホルムのユールゴーデン島にある、世界的に有名なポップグループABBAをテーマにしたインタラクティブな博物館です。2013年5月にオープンし、バンドの歴史や音楽、メンバーの個人的なストーリーを体験できる施設として人気を集めています。
館内にはABBAのオリジナル衣装、楽器、ゴールドディスク、貴重な私物などが展示されており、訪れる人々を魅了します。さらに、カラオケでABBAの楽曲を歌ったり、バーチャル衣装を試したり、自分で楽曲をリミックスすることも可能です。
アクセスガイド

ABBAミュージアムは、スウェーデン・ストックホルムのDjurgårdsvägen 68, 115 21 Stockholmに位置しており、以下の方法でアクセス可能です。
トラム(路面電車)でのアクセス
トラム7番に乗車し、「Liljevalchs/Gröna Lund」停留所で下車。停留所から博物館までは徒歩すぐです。
バスでのアクセス
バス67番に乗車し、「Liljevalchs/Gröna Lund」停留所で下車。博物館はすぐ近くにあります。
フェリーでのアクセス
スルッセン(Slussen)発の「Djurgårdenフェリー」に乗り、「Allmänna Gränd」停留所で下船。そこから徒歩数分で到着します。
地下鉄+徒歩でのアクセス
地下鉄レッドラインに乗り、「Karlaplan」駅で下車。「Narvavägen」通りを歩き、橋を渡ってユールゴーデン島へ進み、そのまま直進すると博物館に到着します。徒歩約10〜15分です。
徒歩でのアクセス
ストックホルム中央駅(Stockholm Central Station)からは徒歩約30分(約2.5km)。
予約・待ち時間・混雑状況
スムーズに入館するためには、事前にオンラインでチケットを購入することをオススメします。予約時に30分単位の入場時間枠を選択できるため、混雑を避けやすくなっています。
当日は指定の時間に到着することで、入場時の待ち時間を短縮できます。特に、午前10時から午後3時の時間帯は混雑しやすいので注意が必要。
入場料・チケット料金
ABBAザ・ミュージアムのチケット料金は、訪れる曜日や時間帯によって異なります。一般的に、混雑の少ない時間帯や平日の方が割安に入場できます。
チケット料金(目安)
- 大人:255~395 SEK
- 子供(7~15歳):95~155 SEK
- 子供(0~6歳):無料
- 学生:215~355 SEK
- シニア(65歳以上):215~355 SEK
料金は変更される場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
営業時間・定休日
ABBA博物館は毎日午前10時から営業しています。
所要時間は1時間半から2時間程度が目安です。最新の営業時間や特別休館日については、訪問前に公式サイトを確認することをおすすめします。
ABBA博物館の見どころ・感想
ABBA博物館は、ストックホルムのユールゴーデン島に位置し、ファンにとってはまさに夢のような空間です。外観はモダンで洗練されており、建物に足を踏み入れた瞬間からABBAの世界へと引き込まれます。入口にはバンドの象徴的な写真や映像が映し出されており、まるで彼らの音楽の歴史に招かれているような感覚になります。

館内に入ると、まず目を引くのはABBAのオリジナル衣装や貴重な記念品の数々です。実際にステージで使用された華やかなコスチュームや、バンドが手掛けたアルバムのゴールドディスクなど、ABBAの歴史を彩る貴重な品々が展示されています。展示は時系列に沿って進むため、彼らのデビューから世界的な成功を収めるまでの軌跡を自然にたどることができます。また、レコーディングスタジオを再現したコーナーでは、メンバーがどのように楽曲を制作していたのかを体感できる仕組みになっており、音楽好きにはたまらない空間となっています。

この博物館の大きな魅力は、単なる展示を見るだけではなく、実際に体験できるインタラクティブな要素が豊富に用意されている点です。例えば、来場者がカラオケでABBAの楽曲を歌えるスペースがあり、まるで自分がバンドの一員になったかのような気分を味わえます。また、ホログラム技術を駆使したコンサート体験では、来場者がABBAのメンバーと一緒にパフォーマンスをすることができ、音楽とダンスの楽しさを全身で感じられます。さらに、スタジオの音響システムを再現したエリアでは、楽曲のミキシングを体験できるブースもあり、音楽制作のプロセスを学ぶことができます。

館内のレイアウトも工夫されており、各展示はストーリー性を持って配置されています。ミュージックビデオのセットを再現したエリアや、メンバーの個人的な記録が紹介されるコーナーもあり、ABBAの音楽だけでなく、彼らの人間的な側面にも触れることができます。特に、ABBAの成功の背景にある苦悩や挑戦についての展示は興味深く、彼らが単なるポップアイドルではなく、一つの文化現象を作り上げたアーティストであることを実感できます。
また、館内にはお土産ショップも併設されており、ここでしか手に入らない限定グッズやCD、レコードなどが購入できます。ABBAのファンならば、ここでお気に入りのアイテムを見つけるのも楽しみの一つでしょう。さらに、カフェも併設されており、展示を見終えた後にひと休みしながら、ABBAの音楽を楽しむことができます。
残念だった所・注意点

この博物館の魅力は非常に多いですが、いくつか注意点もあります。まず、館内の展示はとても充実しているため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。特に夕方の遅い時間帯に入場すると、すべてをじっくり見ることができない可能性があります。例えば、16:30の入場枠で訪れた場合、博物館の閉館時間である18:00までにすべてを見終えるのは難しく、最後の方は急いで回ることになってしまいます。展示の内容をしっかり楽しむためには、できるだけ早めの時間帯に訪れるのが理想的です。
また、訪問者が多い時間帯は混雑することがあり、人気のインタラクティブ展示には行列ができることもあります。特にカラオケやホログラムパフォーマンスのエリアは、多くの人が順番待ちをしていることがあるため、時間を見ながらうまく回る必要があります。さらに、特定の時間には団体ツアーが行われることがあり、そうしたツアーに遭遇すると一部のエリアが混雑することもあるため、事前にスケジュールを確認しておくとよいでしょう。
チケットに関しては、当日現地で購入することも可能ですが、事前にオンラインで購入した方が安くなる場合があります。特に観光シーズンには、当日券が売り切れてしまうこともあるため、訪問前に公式サイトでチケットを確保しておくのが安心です。
総評

実際に訪れてみて感じたのは、ABBA博物館が単なる音楽ファン向けの施設ではなく、幅広い世代が楽しめる場所だということです。インタラクティブな展示が多く、まるで自分もABBAの一員になったような気分を味わえます。
展示のボリュームも十分にあり、3時間ほどの滞在時間を確保しておくと、余裕を持って楽しめるでしょう。
ABBAを知らない人でも存分に楽しめるこの博物館、ストックホルムを訪れる際はぜひ足を運んでみてください。