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スウェーデン旅行記9 ドロットニングホルム宮殿へ行ってみた!

スウェーデン旅行記9回目では、ストックホルム近郊の名所ドロットニングホルム宮殿を巡りました。

フランスのヴェルサイユ宮殿にも匹敵する美しい宮殿と庭園は、王室の歴史とスウェーデンの文化を感じられる貴重なスポットです。

宮殿内部の豪華な装飾や、四季折々の表情を見せる庭園の魅力を体験し、その感想をまとめました。訪問を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ドロットニングホルム宮殿とは(歴史・背景)

ドロットニングホルム宮殿(Drottningholm Palace / Drottningholms Slott)は、スウェーデンのストックホルム郊外、ローヴェン島に位置する壮麗な王宮です。16世紀末に建設されたこの宮殿は、スウェーデンで最も保存状態の良い宮殿の一つであり、その豪華な建築様式や美しい庭園から「スウェーデンのヴェルサイユ宮殿」とも称されています。

1662年に当時の王妃ヘドヴィグ・エレオノーラの命により、建築家ニコデムス・テッシン(父)によって設計され、以来スウェーデン王室の住居として使用されており、現在も王室の私的な住まいとなっています。ただし、宮殿の大部分や庭園は一般公開されており、多くの観光客が訪れます。

1991年には、バロックやロココ様式の建築、歴史的価値、美しい庭園が評価され、ユネスコ世界遺産に登録されました。宮殿内の豪華な内装や、四季折々の景色を楽しめる庭園が魅力で、スウェーデンの人気観光地の一つとなっています。

アクセス方法

鉄道のスンドビーバリ(Sundbybergs)駅

ドロットニングホルム宮殿は、ストックホルム中心部から約10km西のローヴェン島に位置しています。訪れる際の主な交通手段をご紹介します。

電車でのアクセス(直通なし)

ドロットニングホルム宮殿へ直接行く電車はありません。

Pendeltåg(通勤電車)でSundbybergs(スンドビーバリ)駅まで移動。Sundbybergs駅でバス176または177番に乗り換え、Drottningholmバス停で下車。

バスでのアクセス

Brommaplan(ブロンマプラン)駅からバス176または177番に乗車し、「Drottningholm(ドロットニングホルム)」バス停で下車。

所要時間:約15分。バス停から宮殿までは徒歩約2分。

地下鉄+バスでのアクセス(公共交通機関での最適ルート)

地下鉄グリーンライン(T19, T18, T17)に乗車し、Brommaplan(ブロンマプラン)駅で下車。Brommaplan駅でバス176または177番に乗り換え、Drottningholmバス停で下車。

所要時間:約15分(バス)。バス停から宮殿まで徒歩約2分。

徒歩でのアクセス(非推奨)

宮殿はストックホルム中心部から約10kmの距離にあり、徒歩では約2〜3時間かかります。

徒歩での移動は実用的ではないため推奨しません。

タクシー/Uberの場合

ストックホルム中心部から約20〜25分で到着。

料金は約250〜350SEK。

ボートでのアクセス(夏季限定・観光向け)

5月〜9月の間のみ運航する観光船を利用可能。

ストックホルム市内(Klara Mälarstrand発)から宮殿前の桟橋まで運行(所要時間:約1時間)。

湖マーレン(Mälaren)の景色を楽しみながらアクセスできる人気ルート。

予約の有無・待ち時間について

通常、個人での訪問の場合は事前予約不要ですが、ガイドツアーや団体訪問、特別イベント時には予約が必要なことがあります。特に夏季や週末は混雑し、入場口で行列ができることがあるため、早めの到着がオススメ。

事前にオンラインでチケットを購入すると、当日のチケット売り場での待ち時間を短縮できます。また、宮廷劇場や中国離宮は、ガイドツアーや特別公開時のみ入場できる場合があるため、事前に公式サイトで確認すると安心です。

入場料・チケット料金

ドロットニングホルム宮殿の入場料金は以下の通りで、ストックホルム・パスを持っている方や7歳未満の子どもは無料で入場できます。

  • 大人:160 SEK
  • 学生・シニア(証明書提示):120 SEK
  • 子ども(7〜17歳):80 SEK
  • 7歳未満:無料
  • ガイドツアー参加料 別途40〜50 SEK(季節により変動)

なお、特別展やイベント開催時には、料金が変更される場合があります。

開館時間・休館日

ドロットニングホルム宮殿の営業時間は以下の通り。

  • 1月〜3月:休館(特別公開日を除く)
  • 4月〜10月:毎日営業(10:00〜16:00)
  • 11月〜12月:週末のみ営業(10:00〜16:00)

特別公演やガイドツアー時のみ開館。詳細は公式サイトで要確認。

ドロットニングホルム宮殿の見どころ・感想

ドロットニングホルム宮殿は、ストックホルム郊外に位置するスウェーデン王室の居住地であり、その壮麗な外観と広大な庭園が訪れる人々を魅了します。宮殿の正面はバロック様式の美しいデザインで構成されており、対称性のある構造が特徴的です。湖のそばに建っているため、宮殿の周辺を歩くだけでも素晴らしい景色を楽しむことができます。

入口は広々としており、宮殿に向かう道はしっかり整備されているため、アクセスも快適です。門をくぐると、整然と手入れされた庭園が目に入り、その広大さに圧倒されます。庭園はヴェルサイユ宮殿を彷彿とさせる幾何学的なデザインと、イギリス式庭園の自然な景観が融合しており、どの季節に訪れても異なる表情を見せてくれます。特に秋には、色とりどりの紅葉が庭園全体を彩り、幻想的な雰囲気を醸し出します。

宮殿の内部は、スウェーデン王室の歴史を感じられる美しい装飾が施されており、各部屋には精巧な家具や絵画が並んでいます。天井のフレスコ画や豪華なシャンデリアが、かつての王族の暮らしを垣間見せてくれます。特に、宮殿のホールや王座の間は豪華な造りになっており、当時の王族の権威を示す装飾が施されています。内部の見学には音声ガイドアプリを活用することもでき、各部屋の歴史的背景を詳しく知ることができるのも魅力のひとつです。

また、宮殿の敷地内には「中国離宮(キナ・スロット)」と呼ばれる東洋風のパビリオンがあり、これも見逃せないポイントです。ここは18世紀に建てられたロココ様式の建築で、宮殿の厳格な雰囲気とは異なり、異国情緒あふれるデザインが楽しめます。内部には美しい中国風の装飾が施されており、繊細な細工が施された家具や壁画が見どころです。さらに、庭園内には噴水や彫刻が点在しており、散策しながら歴史的な雰囲気を堪能できます。

宮殿の周辺にはカフェもあり、美しい湖を眺めながらスウェーデンの伝統的な「フィーカ(コーヒーブレイク)」を楽しむことができます。夏季には、ストックホルム市内からボートでアクセスできるため、水上からの景色を楽しみながら宮殿へ向かうのもおすすめです。庭園の広々とした芝生エリアではピクニックも可能で、家族や友人と一緒にのんびりとした時間を過ごすことができます。

残念だった所・注意点

宮殿の内部見学は非常に充実していますが、公開されているエリアが限られているため、すべての部屋を自由に見学できるわけではありません。特に王室の私的な居住スペースは非公開のため、宮殿全体を見たいと考えている方には少し物足りないかもしれません。また、ガイドツアーに参加しないと説明が少なく、部屋の詳細を知るには音声ガイドアプリを利用する必要があります。

また、中国離宮は5月から9月の間しか公開されていないため、オフシーズンに訪れると内部を見学することができません。せっかく訪れたのに閉まっていたという声も多く、訪問前に公式サイトで開館情報を確認しておくことをオススメします。

週末や夏季シーズンは観光客が多く、特に11時以降になるとツアー客が増えるため、混雑することがあります。静かに見学したい場合は、開館直後の午前中に訪れるのがベストです。また、人気のある場所なので、チケット売り場が混雑することもあります。事前にオンラインでチケットを購入しておくと、スムーズに入場できます。

宮殿の周辺にはバス停があり、公共交通機関で簡単にアクセスできますが、ストックホルム中心部からの移動には1時間ほどかかるため、時間に余裕を持って訪れる必要があります。特に地下鉄とバスを乗り継ぐ場合は、乗り換えの時間を考慮して計画を立てることが大切。ボートでのアクセスも魅力的ですが、料金が比較的高めで所要時間も長いため、コストを抑えたい場合は公共交通機関の利用がオススメです。

総評

ドロットニングホルム宮殿は、スウェーデンの歴史と文化を深く感じられる素晴らしいスポットでした。外観の美しさはもちろん、内部の豪華な装飾や、中国離宮の異国情緒あふれる雰囲気も見どころの一つです。

混雑や公開エリアの制限といった注意点はあるものの、事前準備をしっかりすれば、存分に楽しめる場所だと感じました。